骨粗鬆症に悩む女性の皆さんへ

query_builder 2021/10/25
ブログ
骨粗鬆症 イラスト

今日は骨粗鬆症についてです。

更年期以降の多くの女性が悩まされる症状ですが、最近の患者さんでこの骨粗鬆症の方が多く、それでいて、骨粗鬆症についてあまり詳しく知られていないようでした。今日はこのブログで知識を付けてくだされば嬉しです。ホルモン名とか難しい知識は省いてなるべくわかりやすく記載するので頑張ってください。


まず骨粗鬆症というのは、簡単に言うと骨の量(密度)が減って骨の中がスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。特に転倒などで、股関節を骨折することが多いです。程度にもよりますが、股関節の特質上、骨折してしまうと、人工股関節置換術を行わなければならなくなります。



ではなぜ、骨量が減少するのでしょうか?
骨の構成成分であるカルシウムは、食事によって摂取され、腸で吸収されて血液中に入り、骨に運ばれて「骨」が作られます。これを骨形成と言います。その一方で、骨はしなやかさを保つために、古くなった骨の成分を壊し(骨破壊)、新陳代謝を行っています。
また、身体の中のカルシウムの約1%は、血液中に存在していて、神経や筋肉の興奮や、血液凝固などに非常に重要な役割を果しています。そのため、血液中のカルシウムが足らなくなると、不足分を骨のカルシウムを吸収して補うことになります(骨吸収)。
この、骨形成と骨吸収なるものがすごく重要なのでよく理解してください。「骨吸収」は骨からカルシウムを取るから、骨吸収と覚えてください。
このように、骨は身体を支える他に、カルシウムの貯蔵庫としての役割を担い、骨は作られる一方で絶えず破壊を繰り返しています。骨粗鬆症とは、このような骨形成、骨吸収のバランスが崩れた結果なのです。
閉経期には、卵巣から放出される女性ホルモンであるエストロゲンが欠乏することで、骨吸収が進み、骨密度が低下します。それ以外にも、特定の病気や薬の影響によって二次的にも起こります。甲状腺機能亢進症やクッシング症候群などの内分泌疾患、胃切除や吸収不良症候群など栄養に関連した疾患、ステロイドなどの薬剤、糖尿病などの生活習慣病、先天性疾患なども原因になるので注意してください。


骨粗鬆症の検査を受けた場合、BMDとYAMはしっかりと理解して、把握してください。
BMD とは 「骨密度」のことで、1平方センチメートル当たりのカルシウムの重さ(g)のことです。この値が大きいほど、骨が強いということです。
YAM とは 「若年成人平均値」のことで、20~44歳の健康な女性の骨密度を100%として、現在のご自分の骨密度が何%であるかを比較した数値です。
YAM値が80%以上なら正常、70~79%なら骨量減少(骨減少症)、70%未満なら骨粗鬆症と診断されます。
女性の皆さん、どうかこの骨粗鬆症を引き起こさないよう、食事に注意して、適度な運動を心がけて下さい。
病院に行けば、必ず薬が処方されます。骨吸収を少なくする薬 (骨吸収抑制薬)、骨形成を助ける薬 (骨形成促進薬)、カルシウムの吸収量を増やす薬 (骨・カルシウム代謝調整薬) などです。これらは局所治療であり、骨粗鬆症の根本治療ではありません。骨粗鬆症の薬の服用は、長期化するので、必ず薬による弊害が出てきます。しっかりと健康管理をしていけば、必ず乗り越えられます。私の治療では、骨粗鬆症の患者さんにも高い評価を頂いております。骨粗鬆症でお悩みの方は、当院に是非ご相談ください。

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