逆流性食道炎の治療(胸焼け・胃酸・食べ物など)

query_builder 2021/11/16
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逆流性食道炎

今回は逆流性食道炎について書きます。当院で受診された患者さんには、必ず逆流性食道炎について筋肉反射テストで確認します。症状の大小はありますが、半分以上の方はこの逆流性食道炎をお持ちです。症状としては、胸やけ・胸がムカムカする ・胃もたれ ・げっぷ ・食事のつかえ感等々。どうですか? これらの症状がみられる場合は、逆流性食道炎かもしれません。

原因は肥満 ・食後すぐに横になる ・アルコール多飲 ・喫煙 ・加齢 ・妊娠などが挙げられます。また、噴門部(食道から胃への移行部)が横隔膜の裂孔から飛び出してしまう、食道裂孔ヘルニアが原因となることも少なくありません。

食道から胃への移行部(イラスト矢印のところ)を噴門部と言います。この部分は括約筋により、ギュッと締まっていて、胃の内容物が食道に逆流することはありません。

胃酸はすごく強い酸性物質であることは皆さんご存知だと思います。吐き癖のある方の歯は、この胃酸によってボロボロになるくらい、強い酸性物質なんです。そんな物質が、絶えず食道に逆流していたら、食道粘膜はひとたまりもありません。胃は様々な分泌物が巧妙な作用により守られているので、健康ならば胃が胃酸でダメージを受けることはありませんが、健康バランスが崩れればすぐに胃潰瘍を発症してしまいます。逆流性食道炎や胃潰瘍の先には “ガン” が待ち受けています。

筋肉反射テスト(TRテスト)で食道から胃を診ていくと、食道の上部は以上なくても、中部→下部と行くにしたがい異常が強くなります。特に噴門部の異常は強くなります。

こういった患者さんも、私の治療で改善していきます。ヒトには元々回復する非常に強い力を持ち備えているのです。逆流性食道炎もピロリ菌保菌者の方も、ぜひ私の治療を受けに来てください。治療回数は、3~5回です。

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