疾患の原因が如何に重要か!

query_builder 2021/11/29
ブログ
腰痛

今日は疾患の原因について探ってみたいと思います。疾患というと無数にあるので、腰痛を例えにしましょう。これから書くことは頭痛やめまい、自己免疫疾患や難病などすべてに当てはまります。

わかりやすくするためにたとえ話にして進めます。

このような雨漏れ(1)を見つけたとき、皆さんならどうするでしょうか?

普通ならまず、雨水の侵入口(2)を探し、そこを補修(3)します。


通常なら、これで一件落着なのですが、屋根の傷みの原因が、この家の躯体(くたい)の歪み(4)からくるものだったらどうでしょうか? 

そしてその歪みの原因がシロアリ(5)だとしたら?

せっかく修理した屋根も、躯体の歪みですぐにまた傷んでしまいます。躯体を治しても、シロアリでまたすぐに上の写真のようになります。


では、どうしたらいいのか?

この雨漏りの原因がシロアリであるということが判明したので、まずはシロアリ駆除です。

次に、傷んだ躯体の補修です。

この状態で屋根を補修すれば、これこそ完璧な処置になります。築50年の家も、また20年、30年と良い状態で住むことができるでしょう!


では、話を身体に戻しましょう。

今出てきた言葉を下記のように置き換えます。

(1)雨漏れ・・・・・→腰痛

(2)雨水の侵入口・・→腰痛の直接的な原因

(3)補修・・・・・・→治療・施術

(4)躯体の歪み・・・→体の歪み

(5)シロアリ・・・・→感染症(結核や連鎖球菌など)


皆さんお分かりの通りだと思います。雨漏れの補修をするときに、部屋の天井に防水処理をするなどの処理はしません。つまり、腰痛だからと言って、腰をマッサージしたり鍼を刺しても治らないのです。では腰痛の直接の原因が背骨の歪みだとしたら・・・。確かに、歪みを矯正すれば、一時的には痛みは取れ、凝りなどは治まるかもしれません。しかし、なぜ背骨は歪みを発生したのでしょうか?

こんなご老人の腰を、真っすぐにしたらどうなりますか? このご老人は腰が曲がることでバランスを取っているのです。もちろん、無理やり腰を真っすぐにしようとしたら、背骨が損傷して大変なことになってしまいます。

では、なぜ背骨が歪んでしまったのか?

この疑問こそが慢性疾患を治すカギなのです。背骨が歪むことでその人はバランスが取れているのです。したがって、背骨を歪ませる何かが身体に起こっているのです。臓器異常や血流異常、感染症による筋肉や脊髄異常などです。これらの感染症の治療をして、身体から排出されれば、あとは腰骨や腰痛は自然と良くなるのです。 私たちの周りには白癬菌、ブドウ球菌、結核など常在菌がたくさん存在しています。人間が発見していない細菌も絶対に存在しています。 薬では疾患は治らないのです。薬は身体のホルモンバランスを崩すだけです。薬が治すのでは絶対にありません。ヒトがもつ免疫機能が外敵から守って修復をしてくれるのです。絶対に間違えないで、良く理解してください。

私の治療は、ヒトが持つ筋肉反射を利用したTRテスト(筋肉反射テスト)でその疾患の真の原因を探していきます。その原因が感染症なのか、微細骨折なのか、それともどこかの臓器に異常があるのか。

病院や治療院で治らない患者さん、ぜひ当院へいらしてください。というのは、このような理由です。治療して2-3日は調子がいいのだけれど、すぐにまた調子が悪くなるというのはこういうことです。

私は医学の進歩を否定しているわけではありません。免疫機能でどうしようもいかなくなった疾患、例えばガンの進行度によっては、外科的手術が必要になります。コロナウイスルに感染し、状況次第では、入院と抗生剤が必要になります。このことについては、とても難しいので、また後日改めて取り上げようと思います。

記事検索

NEW

  • がんや自己免疫疾患の患者さんへ

    query_builder 2023/11/01
  • 新極真会 世界大会 結果

    query_builder 2023/11/01
  • 新極真会 世界大会 開催

    query_builder 2023/10/14
  • 夏季休暇(8月のスケジュール)のお知らせ

    query_builder 2023/07/26
  • 最新のがん治療研究について

    query_builder 2023/07/21

CATEGORY

ARCHIVE