疾患の原因が如何に重要か!
今日は疾患の原因について探ってみたいと思います。疾患というと無数にあるので、腰痛を例えにしましょう。これから書くことは頭痛やめまい、自己免疫疾患や難病などすべてに当てはまります。
わかりやすくするためにたとえ話にして進めます。
このような雨漏れ(1)を見つけたとき、皆さんならどうするでしょうか?
普通ならまず、雨水の侵入口(2)を探し、そこを補修(3)します。
通常なら、これで一件落着なのですが、屋根の傷みの原因が、この家の躯体(くたい)の歪み(4)からくるものだったらどうでしょうか?
そしてその歪みの原因がシロアリ(5)だとしたら?
せっかく修理した屋根も、躯体の歪みですぐにまた傷んでしまいます。躯体を治しても、シロアリでまたすぐに上の写真のようになります。
では、どうしたらいいのか?
この雨漏りの原因がシロアリであるということが判明したので、まずはシロアリ駆除です。
次に、傷んだ躯体の補修です。
この状態で屋根を補修すれば、これこそ完璧な処置になります。築50年の家も、また20年、30年と良い状態で住むことができるでしょう!
では、話を身体に戻しましょう。
今出てきた言葉を下記のように置き換えます。
(1)雨漏れ・・・・・→腰痛
(2)雨水の侵入口・・→腰痛の直接的な原因
(3)補修・・・・・・→治療・施術
(4)躯体の歪み・・・→体の歪み
(5)シロアリ・・・・→感染症(結核や連鎖球菌など)
皆さんお分かりの通りだと思います。雨漏れの補修をするときに、部屋の天井に防水処理をするなどの処理はしません。つまり、腰痛だからと言って、腰をマッサージしたり鍼を刺しても治らないのです。では腰痛の直接の原因が背骨の歪みだとしたら・・・。確かに、歪みを矯正すれば、一時的には痛みは取れ、凝りなどは治まるかもしれません。しかし、なぜ背骨は歪みを発生したのでしょうか?
こんなご老人の腰を、真っすぐにしたらどうなりますか? このご老人は腰が曲がることでバランスを取っているのです。もちろん、無理やり腰を真っすぐにしようとしたら、背骨が損傷して大変なことになってしまいます。
では、なぜ背骨が歪んでしまったのか?
この疑問こそが慢性疾患を治すカギなのです。背骨が歪むことでその人はバランスが取れているのです。したがって、背骨を歪ませる何かが身体に起こっているのです。臓器異常や血流異常、感染症による筋肉や脊髄異常などです。これらの感染症の治療をして、身体から排出されれば、あとは腰骨や腰痛は自然と良くなるのです。 私たちの周りには白癬菌、ブドウ球菌、結核など常在菌がたくさん存在しています。人間が発見していない細菌も絶対に存在しています。 薬では疾患は治らないのです。薬は身体のホルモンバランスを崩すだけです。薬が治すのでは絶対にありません。ヒトがもつ免疫機能が外敵から守って修復をしてくれるのです。絶対に間違えないで、良く理解してください。
私の治療は、ヒトが持つ筋肉反射を利用したTRテスト(筋肉反射テスト)でその疾患の真の原因を探していきます。その原因が感染症なのか、微細骨折なのか、それともどこかの臓器に異常があるのか。
病院や治療院で治らない患者さん、ぜひ当院へいらしてください。というのは、このような理由です。治療して2-3日は調子がいいのだけれど、すぐにまた調子が悪くなるというのはこういうことです。
私は医学の進歩を否定しているわけではありません。免疫機能でどうしようもいかなくなった疾患、例えばガンの進行度によっては、外科的手術が必要になります。コロナウイスルに感染し、状況次第では、入院と抗生剤が必要になります。このことについては、とても難しいので、また後日改めて取り上げようと思います。
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