このところ頭痛に悩まされている方が多いです
このところ、頭痛に悩まされている患者さんの来院が多いので、今日は頭痛について書きます。
特に季節柄というわけではなさそうなので、症状のない方は特に心配されなくて大丈夫です。
通常の頭痛には、片頭痛、筋緊張性頭痛、群発性頭痛の3種に分けられます。もちろん、脳溢血等の前兆で起こる場合もありませうが、今日はごく一般的な頭痛について。
当院に頭痛で来院される多くの方は、頭痛外来を受診し、精密検査(MRIやCTなど)後に来られます。病院では、「脳に異常はありません」と皆さん言われて帰宅します。何故か患者さんもここで安心します。でも普通に考えてください。どこにも異常がなければ頭痛は起こりません。どこかに何らかの異常があるから、頭痛は起こるのです。つまり、現代の精密検査では頭痛の原因は発見できないのです。昔々、電子顕微鏡がない時代に、細菌より小さいウイルスなどが発見できなかったのと同じです。もし本当にどこにも異常がなくて、頭痛があるのであれば、その方の生体が異常ということになります。
当院での頭痛治療の場合、まずAK(アプライドキネシオロジー:筋肉反射テスト)で全身のチェックをしてから、頭痛の原因を探ります。生体反応を用いたこの筋肉反射テストはとても高精度ですので、頭痛の原因を探し出すことが可能です。いくつか実際の事例に沿って、原因を挙げます。
1)小腸の異常によるもの。ほとんどの場合、食べた物からの細菌感染によります。
2)脳に血液を送る、左右の頸動脈、椎骨動脈の異常
3)脳に直接つながる、大脳動脈の異常
4)大動脈輪の異常
5)斜台(頭蓋骨の一部)の異常
6)頭蓋骨の異常
7)俗にいう風邪などのウイルス感染
などです。もちろん、これだけではありませんが。
例えば、頸動脈の異常があった場合、この異常は何が原因(メジャーといいます)かを突止め、そこを治療します。
生体反応を利用する筋肉反射テストを使うには、治療家自身が研ぎ澄まされた高精細な身体でなければいけません。そのための身体づくりを私は日夜欠かしません。
細かいことを書いたらキリがありませんが、ヒトの身体は血流がしっかりと正常に流れていれば、健康になるのです。この血流を阻害することが、現代の世の中ではあまりに多いのです。
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