頭痛はなぜ起こるか?
このところのブログは頭痛続いですが、それだけ頭痛持ちの方が多いということです。慢性頭痛だけ見ても、上の表(NHK調べ)からすると、約3,000万人の方が頭痛持ちということになります。日本人の4人に1人が頭痛に悩まされているのです。
今日も朝一から、頭痛の患者さんが来院です。この患者さん(以降、Aさん)は何度か通院していただいているのですが、その中で35日周期で頭痛が来るということが分かってきました。Aさんは吐き気どころか、この周期的な頭痛が来ると、嘔吐してしまうそうです。本当に頭痛は苦しいんです!
私がいつも話している、“痛みは治るための最初の生体反応” についてですが、その患者さんが、頭痛の痛みも治るために我慢しなければいけないのですよね⁉ とおっしゃいました。
違います! 私の説明が下手なせいで勘違いをさせてしまったようです。頭痛(いわゆる痛み)は、“痛みは治るための最初の生体反応” ではなく、何らかの異常による代償です。医学的には下記の表のように言われています。(前回のブログの表と同じです)
例えば、緊張型頭痛の原因は筋肉の緊張によるものですが、それらの代償として頭痛が起こります。片頭痛も脳血管の急激な拡張によるものです。
上の写真を見てください。頭を前傾させると、倒れないようにバランスをとるために、自然と足を後ろの方にせり出します。この足の動きがいわゆる代償です。前傾することが原因ですね。つまり、前傾姿勢を治せば自然と足の位置は元に戻ります。頭痛が無くなるのです。この一連に、どうして痛み止めが必要なのでしょうか? ここまで進んだ医学なのですから、どうして原因を突き止めることができないのでしょうか?
こんな姿勢で来られた患者さんですが、
治療後は、こんな姿勢に自然となっていました。目は見開き、呼吸はとても深く、張りのある肌になりました。
この患者さんの頭痛の周期は35日と先に書きましたが、残念ながら、現状ではまた35日後に頭痛は起こります。長い生活習慣の中で、伸びたゴムがまた縮むように、身体もそのような反応を起こします。そうならないように、身体の根本治療が必要なのです。この治療には何回かの通院が必要になりますが、必ず改善していきます。
体の不調で悩まれているからは、是非私の治療を受けにご来院ください。
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