糖尿病の治療について。糖尿病に鍼治療は有効か?
今日は糖尿病患者の治療について書きます。原因や症状については下記のブログをご覧ください。下にリンクを貼っておきます。
糖尿病にはⅠ型とⅡ型があるのですが、今日はⅡ型糖尿病の治療について書き進めます。このⅡ型糖尿病とは膵臓から分泌されるインスリンの量が少なくなるか、身体がインスリンを感知できなくなることで起こります。糖尿病の怖いところは、血中の高血糖により血管障害が起こることです。失明とか足先の壊疽とかも(下のイラスト参照)、すべて血管障害から発症します。
では、まずこの糖尿病治療に鍼治療は有効か? 答えはNoです。通常の鍼治療では全く効果はありません。但し、私の鍼治療を除いてはです。前回のブログでも書きましたが、治療には疾患の原因を突き止めることがとても重要になります。
ヒトが生きていくために必要なエネルギーはグルコースとして筋肉などに貯蔵されます。グルコースの元となる糖は食べ物から摂取します。つまり、物を食べると膵臓からインスリンが分泌される仕組みになっているのです。膵臓にはランゲルハンス島という部位があり、その中のβ(ベータ)細胞からインスリンが十二指腸に胆汁と共に分泌されます。
糖尿病患者に対する私の治療を簡単に記します。まず、糖尿病患者さんに砂糖を持ってもらいます。その状態で筋肉反射テストを行います。正常な方や軽症の糖尿病患者さんの場合には反応はありませんが、ある程度進行した糖尿病患者さんには、砂糖がストレスになるので、筋肉反射テストに反応します。砂糖を持っていただくと膵臓が腫れていく感覚が伝わってきます。その状態で患者さんの筋力テストを行い、最後に気の流れを確認して、刺鍼します。
治療に関しては、もちろん早いほうが治りやすいので、糖尿病の初期症状(のどの渇きや多尿)を感じた時点で、ぜひ治療を受けに来てください。腎臓が傷つき人工透析をするようになってしまったら本当につらいです。
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